ドイツでは、4月下旬から6月中旬にかけて八百屋の店先にホワイトアスパラガスが並びます。ホワイトアスパラガスは春を告げる野菜であり、日本でいえば4-5月の筍といった感じでしょうか。
ホワイトアスパラガスは、砂の多い土地で上手くでき、ドイツでは作っているところが多いのです。じゃがいものよく採れる土地では、ホワイトアスパラガスもよく作れます。
日本でも大きな百貨店内のスーパーなどで買うことができます。輸入品は古くなっているのでおいしくありません。その日の朝採れたものがベストです。日本では4月中旬に香川県のものが出回っていますがちょっと高いです。次に東北・北海道のものが出回ります。郵便局のふるさとパックで北海道のホワイトアスパラガスを買うことができます。札幌の千歳空港でもおみやげとして売っています。
日本の高級フランス料理店ではフランスやベルギーから輸入したホワイトアスパラガスを使い、例えばビネガーをかけて前菜として供しています。しかし輸入物のためおいしくありません。
調理方法はまず皮をむき、下を1-2cm切り取ります。そして20-25分茹でます。ゆでじゃがいもや生ハムと一緒に、バターソース又はホワイトソースをかけて食べるとおいしいです。グリーンアスパラガスのように皮をむかず、5分しか茹でないで食べるとおいしくありません。