シュタインベルグ先生が「これは私のワインです。」と言って愛飲しているシュタインベルガー・ワインは、ライン川沿いのマインツの近くにあるエルトヴィレ(Eltville)という町で作られている白ワインです。魚料理・肉料理によく合うさわやかな口当たりのワインです。初めて口にすると、酸っぱいという人がいますが、それは辛口（ドイツ語trocken, フランス語sec, 英語dry)だからです。
シュタインベルグというぶどう産地は、約800年前にシトー修道会の修道士によって始められました。かつては3.28 kmの柵で囲まれていました。そのときの修道院は、ライン地方で初めてぶどう畑を作ったといわれる修道院です。
この修道院は現在、Gaestehaus Kloster Eberbach というホテル兼レストランになっています。ここでシュタインベルガー・ワインは販売されています。この修道院で、ウンベルト・エーコ原作、ショーン・コネリー主演の映画「薔薇の名前」が撮影されました。
日本では、西武百貨店などで販売しています。品切れの場合は取り寄せてくれます。
シュタインベルグ先生のお勧めは、おつまみに帆立貝のお刺し身や生牡蠣を食べることだそうです。
